「着メロデータの追加」ダイアログ

   

 着メロ帳を開いているときに、[編集(E)]-[追加(A)]メニューを選択したとき、ツールバーの[追加]アイコンをクリックしたときに表示されるダイアログです。各項目に入力し、[追加(A)]ボタンをクリックすると、着メロ帳データが一覧表に追加されます。追加された後、No.項目の値は、自動的に次に空いている番号になります。続けて着メロ帳データを追加するときは、そのまま次のデータを入力して、[追加(A)]ボタンをクリックしてください。追加を終了するときは、[キャンセル(C)]ボタンをクリックして終わってください。

 ダイアログのフレームをドラッグすることで、サイズを変更できます。また、ウィンドウ右上の最大化ボタンをクリックすることで、画面いっぱいの大きさのダイアログにすることもできます。

着メロデータの番号を入力します、特に指定しなくても自動的に番号が設定されます。この番号は着メロ帳で着メロデータを管理するために使ってください。それ以外の用途には利用されません。番号を設定しないときは、空白にすることもできます。

この項目にチェックを入れると、リナンバー時に番号が変更されないようになります。

着メロの曲名を入力してください。漢字や全角文字で名前の入力ができます。

半角のカタカナや英数文字で曲名を入力します。アイウエオ順などで並び替えるときにこの項目を利用します。それ以外では利用しませんので、特に入力する必要はありません。

着メロに登録したメロディに関連する、歌手や演奏者、作曲者などを入力してください。曲名だけで識別できないようなときに利用すると便利です。

半角のカタカナや英数文字で奏者を入力します。アイウエオ順などで並び替えるときにこの項目を利用します。それ以外では利用しませんので、特に入力する必要はありません。

着メロデータのタイプを選択します。タイプは、携帯電話の機種によって種類分けされています。詳しくは、着メロタイプ一覧を参照してください。

このタイプを変更して、[↓] [↑]ボタンをクリックすることで、他の着メロタイプのメロディへ変換ができます。メロディの変換をするときは、元のデータは着メロ帳に登録したまま、そのデータを選択した状態で、ツールバーの[追加]ボタンをクリックして新しいデータとして作成するといいでしょう。

 また、着メロタイプの扱える音域に応じて、着メロ楽譜とバーチャルピアノの扱える音域が自動的に3〜7オクターブの範囲で変わります。また、着メロタイプは、前回、追加、確定したタイプが自動的に表示されます。

備考として任意の文字列を入力できます。この項目は携帯電話には書き込まれません。

このボタンをクリックすると、No.以外の項目に入力されている文字やメロディを消去します。また、チェックの入っているところもチェックを外します。タイプの設定はそのまま維持します。
[追加(A)]ボタンクリック後は前の入力がそのまま残ります。また、一覧表で選択している行がある状態で、このダイアログを開いたときには、その行の内容が表示されています。そういうデータを消去したいときに利用してください。

入力したいデータを一覧表に追加します。

着メロ帳データの追加を終了します。入力中のデータは一覧表に追加されません。

ヘルプのこのページを表示します。

このタブを選択すると、着メロの楽譜が表示されます。楽譜は、正式なルールとは異なりますが、それに近い形を実現しています。

拍子記号は、表示・非表示の切り替えができます。また、それに応じて、自動的に小節線と小節番号の表示・非表示が行われます。拍子記号は、ト音記号および拍子記号表示部分を、マウスの左クリックすることで切り替えができます。切り替え可能な拍子記号は、2/2、2/4、3/4、4/4、2/8、3/8、4/8、5/8、6/8、7/8、8/8、非表示の12通りです。また、同じ部分を右クリックすると、次のメニューが表示されます。

「音程通常表示」と「1オクターブ下げて表示」の項目は、どちらかを選択できます。これは、一般的に携帯電話で演奏される着メロの音程が、通常の音楽の音程より1オクターブ高くなっている場合が多いため、その違いを意識せずに楽譜を作成できるようにするため、「1オクターブ下げて表示」できるようにしています。Ver3.11以前のケータイ・リンクでは、常に「1オクターブ下げて表示」の状態でしたが、MIDIファイルの入出力に対応したため、MIDIデータとの整合性を考慮し、「音程通常表示」との選択を可能にしています。

小節をまたぐ形となる音符を扱えます。例えば、2/4拍子のときに全音符や付点2分休符などを使うこともできますし、4/4拍子の4拍目と次の小節の1拍目にあたる部分に2分音符を使うこともできます。これは、小節の表示を単なる目安としてのみ扱っているためです。

シャープは、♯のすぐ右の音符にのみ有効です。フラット(♭)は使わず全てシャープ(♯)で表現します。1つずつ独立した音符を使います。

このウィンドウで楽譜の入力や編集ができます。

五線譜上でマウスの右ボタンをクリックするとポップアップメニューが表示されます。選択できるメニュー項目は、着メロタイプに応じて変わります。

MenuMusicalNote.gif

クリックした位置に応じた音程の音符を挿入することができます。また、休符も挿入できます。音符の挿入は、マウスの左ボタンをダブルクリックすること、中ボタンがある場合は中ボタンをクリックすることでも行えます。この場合、一番最近挿入された音符と同じ音の長さの音符が挿入されます。

音符をクリックし、左ボタンを押したままマウスを移動させると、音符(休符)を選択することができます。音符(休符)を選択して、その選択されている領域でマウスを右クリックすると、以下のポップアップメニューが開きます。選択できる項目は、着メロタイプや編集状況に応じて変わります。

MenuMusicalNoteSelected.gif

このメニューは選択状態の領域に対してのコマンドです。音の高低、音の長さを選択領域全ての音符(休符)に対して実行します。また、選択領域を上下に左(または中)ボタンを押したままドラッグすると、音程を変更することができます。左右にドラッグすると、音の長さを変更できます。休符は、上下に動かしても変化しません。

中ボタンが使える場合は、音符の挿入に中ボタンを使うと、ボタンを押すことで音符を挿入し、そのままボタンを離さずドラッグして音程や音の長さを調節することができます。思い通りの音符になったところでボタンを離します。

テンポは、先頭の五線譜のト音記号右のテンポ指示の数字を左クリックすることで変更できます。また、右クリックすると次のような選択メニューが表示されます。着メロタイプによって選択できるテンポは異なります。

上下左右の矢印キーとシフトキーの組み合わせで、領域の選択を行うこともできます。また、[CTRL]キーを押しながら上下左右の矢印キーを操作すると、選択領域の音程・音の長さの変更をすることができます。

五線譜と次の行の五線譜との間隔は、着メロタイプの扱える音域によって、自動的に広くなったり狭くなったリします。

各着メロタイプで扱える音域外の音符は赤色で表示されます。また、扱える音符の数を超えた部分は、灰色の音符として表示されます。(Windowsの表示が256色モードの場合、表示色は異なる場合があります。)

このタブを選択すると、着メロテキストの入力ができます。楽譜データを携帯電話の表示に近い形で表現したテキストデータのことをケータイ・リンクでは、着メロテキストと呼びます。

着メロテキストは、インターネットの個人のホームページなどで公開されているデータをそのまま利用するために用意しました。ホームページのテキストデータをブラウザのなかで選択してクリップボードにコピーし、この着メロテキスト・ウィンドウに貼り付けることで、データの入力ができます。貼付は、マウスの右ボタンクリックで表示されるメニューで実行できます。この貼り付けるデータに着メロテキスト以外の余分なデータが少々入っていても構いません。[↓]ボタンをクリックしてバーチャル・ピアノにデータを移すことで、音楽データのみが抽出され演奏されます。その後[↑]ボタンをクリックすると、整形された着メロテキストとして着メロテキスト・ウィンドウに表示されます。

着メロテキストの書式はタイプによって異なりますが、整形されて出力される書式以外の書式にも対応しています。詳細は、着メロタイプ一覧対応機種一覧を参照してください。

このタブを選択すると、着メロデータを携帯電話に入力するための操作を示す文字列が表示されます。この文字列は、着メロ本などに表記されている携帯電話へのメロディの入力方法をテキスト文字列にしたものです。これも、着メロテキスト同様、[↓]と[↑]ボタンが機能して、整形されます。入力データの書式にも着メロテキスト同様入力が簡単になったり、色々なデータを受け付けるようになっています。詳細は、着メロタイプ一覧を参照してください。

このボタンをクリックすると、そのとき開いている着メロ楽譜・着メロテキスト・着メロ操作のいずれかからメロディの再生データを内部的に作成し、再生します。この機能のアクセラレータキーの割り当ては、P です。

このボタンをクリックすると、再生中のメロディを、着メロ楽譜・着メロテキスト・着メロ操作の3種全てに変換します。この機能のアクセラレータキーの割り当ては、Q です。

この変換で、着メロ楽譜の音符が赤色で表示されている場合、現在の着メロタイプでは、扱えない音程であることを示します。音程の変更(移調)をするなどして赤色の音符が表示されないようにしてください。赤色の音符が表示される場合、着メロテキスト・着メロ操作のデータでは、該当する部分が ■ の表示になります。

このバーチャル・ピアノは、マウスでクリックすると、虹色に光って音が鳴る単音楽器として機能します。また、メロディを再生中も再生音に相当するキーボードが虹色に光ります。バーチャルピアノのキーの数は選択中の着メロタイプで扱える音域によって、3、4、5、6、7オクターブの表示に自動的に切り替わります。

このバーチャル・ピアノの画像の上にマウスポインタを一旦移動すると、フォーカスはこのバーチャル・ピアノに移ります。その状態では、パソコンのキーボードは、このバーチャル・ピアノの鍵盤になります。キーボードの ZXC... がドレミ...、 SDが ド#レ#...、  QWE....がファソラ...、 234がファ#ソ#ラ#...の様に4段で3オクターブをカバーしています。

また、スペースキーを押すとASD...がラシド...、QW...がソ#ラ#.. と中央の2段で中央の音域約1オクターブ半をカバーするようにもなります。これは、もう一度スペースキーを押すと切り替わります。

さらに、それぞれSHIFTキーを押しながら演奏すると1オクターブ高い音に、また、CTRLキーを押しながら演奏すると、1オクターブ低い音になります。

キーの割り当ては、106日本語キーボードを基準にしていますので、キーボードによっては割り当てがあわない場合があります。その場合は、マウスでバーチャル・ピアノの鍵盤をクリックした状態(音が鳴っている状態)でマウスボタンを押したままにして、その音を鳴らしたいキーボードを押します。そのあとマウスボタンを離すことで、その音とキーボードを対応づけることが出来ます。キーボードの割り当てを解除するときは、マウスでバーチャル・ピアノの鍵盤をクリックしたあとそのままマウスボタンを離さず鍵盤の外に移動させ、鍵盤が光っていない状態にします。このときに、割り当てを解除したいキーを押すと、対応付けが解除されます。

バーチャル・ピアノに登録されているメロディの再生・逆再生・巻き戻し・早送りなどの操作をします。

[●]ボタンは録音ボタンで、ボタンが押されている間にバーチャル・ピアノを演奏した内容が録音されます。録音した演奏内容は、[↑]ボタンで着メロ楽譜や着メロテキストなどに変換できます。バーチャル・ピアノの演奏がそのまま、着メロデータになります。また、録音を[■]ボタンで終了したときには、録音データが着メロ楽譜化され、クリップボードにコピーされますので、着メロ楽譜で貼り付け操作をすることで、録音データを楽譜に追加・挿入することもできます。

着メロ楽譜の再生は、自動的に繰り返されます。また、選択状態で再生すると、選択範囲内のみを繰り返し再生します。再生中に楽譜をクリックすると、その音符の位置から再生が継続されま   す。

アクセラレータキーは、巻き戻し [、逆再生 <、再生 >、早送り ]、 ポーズ -、停止 +、録音 * です。

メロディの再生速度の設定を変更できます。この変更は、着メロデータには影響しません。

再生音の音色を変更することができます。着メロタイプによっては、この音色設定が、携帯電話での音色の設定に反映されます。選択できる音色は次の通りです。0 未設定は選択しないでください。

0 未設定
1 Acoustic Grand Piano
2 Bright Acoustic Piano
3 Electric Grand Piano
4 Honky-tonk Piano
5 Electric Piano 1
6 Electric Piano 2
7 Harpsichord
8 Clavi
9 Celesta
10 Glockenspiel
11 Music Box
12 Vibraphone
13 Marimba
14 Xylophone
15 Tubular Bells
16 Dulcimer
17 Drawbar Organ
18 Percussive Organ
19 Rock Organ
20 Church Organ
21 Reed Organ
22 Accordion
23 Harmonica
24 Tango Accordion
25 Acoustic Guitar (nylon)
26 Acoustic Guitar (steel)
27 Electric Guitar (jazz)
28 Electric Guitar (clean)
29 Electric Guitar (muted)
30 Overdriven Guitar
31 Distortion Guitar
32 Guitar Harmonics
33 Acoustic Bass
34 Electric Bass (finger)
35 Electric Bass (pick)
36 Fretless Bass
37 Slap Bass 1
38 Slap Bass 2
39 Synth Bass 1
40 Synth Bass 2
41 Violin
42 Viola
43 Cello
44 Contrabass
45 Tremolo Strings
46 Pizzicato Strings
47 Orchestra Harp
48 Timpani
49 String Ensembles 1
50 String Ensembles 2
51 Synth Strings 1
52 Synth Strings 2
53 Choir Aahs
54 Voice Oohs
55 Synth Voice
56 Orchestra Hit
57 Trumpet
58 Trombone
59 Tuba
60 Muted Trumpet
61 French Horn
62 Brass Section
63 Synth Brass 1
64 Synth Brass 2
65 Soprano Sax
66 Alto Sax
67 Tenor Sax
68 Baritone Sax
69 Oboe
70 English Horn
71 Bassoon
72 Clarinet
73 Piccolo
74 Flute
75 Recorder
76 Pan Flute
77 Blown Bottle
78 Shakuhachi
79 Whistle
80 Ocarina
81 Lead 1 (square)
82 Lead 2 (sawtooth)
83 Lead 3 (calliope)
84 Lead 4 (chiff)
85 Lead 5 (charang)
86 Lead 6 (voice)
87 Lead 7 (fifths)
88 Lead 8 (bass + lead)
89 Pad 1 (new age)
90 Pad 2 (warm)
91 Pad 3 (polysynth)
92 Pad 4 (choir)
93 Pad 5 (bowed)
94 Pad 6 (metallic)
95 Pad 7 (halo)
96 Pad 8 (sweep)
97 FX 1 (rain)
98 FX 2 (soundtrack)
99 FX 3 (crystal)
100 FX 4 (atmosphere)
101 FX 5 (brightness)
102 FX 6 (goblins)
103 FX 7 (echoes)
104 FX 8 (sci-fi)
105 Sitar
106 Banjo
107 Shamisen
108 Koto
109 Kalimba
110 Bag pipe
111 Fiddle
112 Shanai
113 Tinkle Bell
114 Agogo
115 Steel Drums
116 Woodblock
117 Taiko Drum
118 Melodic Tom
119 Synth Drum
120 Reverse Cymbal
121 Guitar Fret Noise
122 Breath Noise
123 Seashore
124 Bird Tweet
125 Telephone Ring
126 Helicopter
127 Applause
128 Gunshot
129 Drum Kit

 

ダイアログの説明